Thunderbirdの日記

桜梅桃李 鏡花水月

TU-S607 Extra 修理


34年ぐらい使ってるチューナー。


バリコンからPLLに移行した時代の製品。


悪い事はしてないのに、
ある日突然FMが聴けなくなった。


例によって分解した。

電源部が左側に独立して配置されていて、
スッキリした造りになっている。


オーディオブーム中で発売されたので、
内部もしっかりしていて、
技術の枠(粋ではない)を集めて造ってある。



自分が電波になったつもりで、
アンテナ端子から基板のパーツを
通ことを妄想した。


増幅されたり整流されたりして、
だんだん気持ちよくなった。


気持ちよくなっただけで、原因は分からなかった。


スイッチを連打して、そろばんで鍛えた
指先を使ってデコピンで攻撃した。


名付けて忍法荒療治作戦。



受信出来た。


色んな理屈よりも、ショック療法が一番だと思った。



不要な電波が入らないように、
シールドの鉄板が入っていて、
その周りに木製のカバーが付く
家具調チューナーなのである。


古き良き時代を思わせる造りだと思った。


チューナーでは音は変わらないと思っていたが、
最近になって間違いだと気づいた。


問題は、私の耳では音の違いを聞き分けられないことと、
近所の電波状態が悪く、キレイに受信出来ないこと。


何のためにこだわっているのだろうと思った。。。



そんなことより☆~バイクがある。

このエンジン。。。



このメーター周り。。。


このおちり。。。


誰か買ってちょんまげと思った。Wハート