サイコロリング8 上り坂
今回のサイコロリング最大の難所。
北有馬から諏訪の池までの登り。
地図で見ると、最初は緩やかだが、
だんだん勾配がきつくなる。
バス停が「坂上」と、
分かりやすい名称になっている。
天こぶの巣が幾重にもあった。
一番軽いギャーッで時速4~5km/hで登る。
油断すると、山歩きの人に追い越される。
目の前にある障害物を避けることも出来ず
わざわざ踏んで体力を消耗した。
ドングリや栗が殻ごと大量に落ちている。
パンクしたり、横滑りしたりして非常に危険だった。
都会なので頻繁にバスが来る。
登り方面が極めて少なく、
原山行きと小浜高校行きは一日に一便しかない。
乗り遅れたら次の日まで待つことになる。
バス停の近くに民家はなく、
のどかな農村地帯で、
米の収穫が行われていた。
途中で道路端にいた数人の中学生に、
エールを送ってもらい、何かを応えたが
酸欠のため覚えていない。
麓の町(村?)には、こんな看板があった。
時間が止まっているのだろう。
この坂を登り切れば、
極楽か天国が待っていることが分かった。