九州の名月
9月19日 九州の名月。
この時期になると、朝晩の気温が下がって
ずいぶん過ごしやすくなる。
ぢてんしゃでの夜の徘徊は、上着がないと
肌寒く感じ始める。
20年前に買った、525倍の変態望遠鏡を持っているが、
箱に入れたまま押し入れに保管している。
セッティングに時間がかかり、使い方を忘れたので
全く出番がない。
カメデジも出番が少なく、思うように
撮れなかった。
まず、どこに置いたか忘れていた。
AUTOで撮ると、白飛びしたので、
露出補正を-5.0にしてみたが、まだ明るすぎる。
特に一枚目は、自動でストロボがいごき、
月を明るく照らしていた。
月をスポット測光したいが、切り換え方を忘れた。
頑張って中央部重点測光にするのがやっとだった。
ノイズを減らすため、ISO感度をアニマルで
400以下にしたいが、AUTOから切り換え方を忘れた。
オートホーカスでは、ピントが合わなかったので、
アニマルに変更したいが、やり方を忘れた。
ホーカスリングだけくるくる空回りした。
しかも連写にしているのを解除出来なくて、
ピンボケのままカシャカシャ何枚も写った。
あうあう言ったが止まらなかった。
ロフトの窓から柵越しに撮っていたので、
隣の家を覗いてると思われた。
何とか撮影が出来たが、
月にいるはずのウサギは写ってなかった。
どうしてかなーと思っていたら、台風19号の
名前がウサギなので、月から出張していることが分かった。
昔取ったこめづかは、
頭では無く、身体が覚えていた。
歳は取っても、操作の腕は鈍ってないなと思った。
とっさに対応することが出来るので、
シャッターチャンスを逃さずに
撮影出来ることが分かった。