Thunderbirdの日記

桜梅桃李 鏡花水月

Uターンの恐怖




ブレーキを使わないのが男らしいと思い、
車検も終わったので、
ブレーキレバーを取り外した。


実にワイルドだと思った。




少しでも軽くするために、
黒い塗料も削った。




バックミラーも削って、全部で約200g軽くなった。
しずくしずくしずく





この農業用トイレに寄ったのが不運の始まりだった。




左に出ればよかったが、
わざわざ右に出ようとした。





下りの勾配がきつく、道路幅も狭いので、
ゆっくり出ようとした。





アップリケちゃんはハンドルの切れ角が少ないことを
すっかり忘れていた。


しかも大胆に内側を通ろうとしていた。


絶対曲がれない。。。


リアをスライドしようか止まろうかと迷ったときに
エンジンが止まった。。。


右側は傾斜の下側なので、
長い足が全く届かず、
30度ぐらい傾いてやっと届いた。


渾身の力を込めて支えたが全く止まらず、
ハンドルに引っ張られる力を
応用力学で計算したが、
人間の力では無理と判断。


ハンドルが地面に着く瞬間まで踏ん張り、
ダイナミックに右側に飛んだ。


シートに桃のようなお尻を
はじき飛ばされ、
下り坂を10mぐらい走った。


おそらくエイトマンより速かったと思う。




マフラーとハンドルで付いた傷。


勢いよく倒れて、30cmぐらい
下に滑った跡があった。


タイやは前後とも持ち上がり、
バンク角は100度ぐらいだった。



圧倒的な攻めのコーナーリングだと思った。


左側に倒れたバイクは起こしやすいが、
右側に、しかも下り坂の方に倒れてるので、
本気で起こさないとかなり重かった。


起こした後、フロントブレーキが握れないので、
2次災害になるところだった。。。


走り出しても、坂道の交差点で止まると、
フロントブレーキのありがたさが分かった。


被害はブレーキレバーの骨折と、
マフラーとエンジンガードとバックミラーと
バンドルエンドにちょっと傷が付いた程度。


補助輪を付ける必要があると思った。