Thunderbirdの日記

桜梅桃李 鏡花水月

ある日の思ひ出 の○ゆき編


注)フィクションです。


忘年会で酒を飲み、の○ゆきの車、アコードに
5人乗り合わせて帰ることになった。


運転手が泥酔していた。


私は後部座席に乗った。


下り坂で一気に加速した。


少し平坦な道になり、登り始めのところに右カーブがあった。


シフトダウンして減速しようとしていた。


誰かが「そのまま突っ込めー」と言った。


「無理じゃろ」と運転手が言った。


「余裕じゃろ」と誰かが言った。


アクセルを全開にした。


ハンドルを切ったが、殆ど曲がらず
電柱に正面から突っ込んだ。


スピードメーターは120kmで止まっていた。


電柱が折れて1mぐらいズレ、鉄筋がむき出しに
なっていたが、電線で支えられて立っていた。


50mぐらい離れた家の人が心配そうに出て来た。


ちょっとかすっただけですと答えた。


大量の水蒸気が上がり、かっこよかった。


誰も怪我はせず、車は電柱がめり込みVサインになっていた。


運転手は残り、私たちは家まで歩いて帰った。


飲酒運転は危ないことが分かった。