Thunderbirdの日記

桜梅桃李 鏡花水月

カローラ1600GT


世界の大衆車カローラ


目を隠すのが流行っている。


逮捕されて新聞に載ったときのことを思い出す。


これは冗談。


見た目はごく普通のカローラセダン。


エンジンは2TGが乗っていた。


提灯のようなヘッドライトは、ボッシュ
ハロゲンに交換し、ドライビングライトを
取り付けた。


ホイルは当時流行のエンケイメッシュ。


タイヤは初代ポテンザ


サスは換えず、ショックアブソーバーを
ビルシュタインに交換した。


ハンドルはナルディークラシックφ36。


パワーはなかったが、
エンジン音が良かった。


後から発売された86レビンやトレノに積まれた
4AGより味があった。


あおられても引き離すことが出来た。


ポテンザの強力なグリップのおかげで、
コーナーも安心だった。


外見は全くのノーマルだったので、
羊の皮を被った狸作戦と名付けた。


半ズボンにサンダルは、庶民の定番の
ナウいファッションだった。


これも冗談。


肌が弱いので、長ズボンは中学校に入学するまで
はいたことがなく、制服の学生ズボンで泣かされた。


入学前に、ありとあらゆるズボンを探し、
はけるものを探した。


化学繊維のは、1時間もするとかゆくなり、
だんだん腫れてくる。


綿のは大丈夫だが、なかなか見つからなかった。


親と学校に行き、理由を話して
校内では体操服の短パンに着替えることを
許可して貰った。


しかし、通学のときは長ズボン。。。


ぢてんしゃに乗ると、ペダルをこぐたびに
膝のところがこすれて涙目になった。


雨の日は、ズボンが少しでも濡れると
気持ち悪くなって大声で泣く。


若しくは発狂する。



体育の時や、遠足の時も
ジャージがはけず短パン。


学校のすぐ近くまで行って、
長ズボンをはき、登校してすぐ脱いだ。


面倒な通学だった。


51を過ぎても、基本は半ズボンである。