Thunderbirdの日記

桜梅桃李 鏡花水月

炎天下


私の記憶が確かならば、
昔はこんなに暑くなかった。


裕福な家庭で育ったので、
小学生の頃の自分の部屋にはエアコンはなく、
町内の一部の大金持ちの家に
数件あっただけで、タクシーには
わざわざ「冷房車」とシールが貼ってあった。


暑いと言ってもせいぜい30度ぐらいで、
夜にニモ(熱帯魚?熱帯夜?)に
攻撃されたことはなかった。


何でこんなに住みにくい世の中になったのだろう。



少しでも高いところに行けば
涼しいだろうと思い、
馬糞の落ちた農道を走り、
都会の山に登った。


3ヵ所ある駐車場は誰もいなくて
全部貸し切りだった。



何とか公園と書いてあったが、
あまりの暑さで忘れた。



低い山では涼しくないことが分かったので、
急いで帰ってRSVに乗り換えた。


バッテリーが上がってたので、
大汗を掻きながら押し掛けした。。。



台風が近づいているためか、
見慣れない客船が橘湾に入って来ていた。



走ってるときも長い足のスネが熱く、
信号待ちで冷却ファンが回ると
ものすごい熱風で股間まで気持ちよくなる。


気持ちよくバイクに乗るために、
気温を下げた方がいいと思った。。。