風車
家から20分ぐらいのところにある風車。
向こう側に見えるのは雲仙。
恥ずかしがり屋(サイ)なので
雲に隠れている。
忍法雲隠れの術である。
真上から見るとこんな感じ。
頑張って登ってもこの位置から見ることは不可能。
近付いてみると迫力がある。
左のプロペラにファントムの影が写っている。
おにぎりを持って登り、昼寝をするには、
見晴らしがよくてなかなかいい場所だと思う。
左側に見えるのは橘湾。
ここは、千々石断層の断崖絶壁である。
私の人生も絶壁の縁を歩いてきた。
山と海との境界線。
昼と夜の境界線。
日向と日陰の境界線。
覚醒と睡眠の境界線。
善と悪の境界線。
イタリア語で言うと、トワイライトゾーンである。
まとめると、海に沈む夕日は
何とも言えない美しさがあるということである。
水平線の彼方が、琥珀色から黄昏色へと
刻一刻と変化する様。
やがて深い闇に吸い込まれていく。
諸行無常の響きありなのね。
人生谷有り谷有りである。
いつか山に登れるように頑張りましょー!
とっぺんから見る景色にあこがれて。。。